Monthly Archives: March 2016

Apple をインスパイアした(かもしれない)Textwell/DraftPad の機能

シェアメニュー 他のアプリにコンテンツをルーティングするための一元的なメニュー。Textwell/DraftPad のアクションメニューとほぼ同じコンセプト。今でこそ当たり前の機能だが、ルーティング用のメニュー(しかも項目を追加していける)というものを iOS で最初に作ったのは DraftPad だと思う。 アクションシートのエクステンション アクションシートにサードパーティがアクションを追加できる。Textwell/DraftPad のアクションと似たコンセプト。 アプリ内からツイート OS X と iOS ではアプリ内からツイートする仕組みがある。それができる前、Twitter の iOS 用 SDK もない頃から、テキストエディタである DraftPad 内から直接ツイートできた。 自動保存 OS X のドキュメントベースアプリケーションでは、適当なタイミングで自動保存がかかる仕組みがある。Textwell/DraftPad が先にやっていた。(デスクトップではよくある機能ではあったが) 自動ヒストリー OS X のドキュメントベースアプリケーションでは、適当なタイミングで自動保存がかかり、それはバージョンと呼ばれるヒストリーとしてドキュメント内部にスタックされ、あとからリストアできる。これも Textwell/DraftPad が先にやっていた。バージョンでは、リビジョンを通じての検索はできない。Textwell/DraftPad ではできる。(検索できないとリビジョンを作る意味が半減すると思うのだが) フリーカーソル iOS 8 から、テキストビュー上でカーソルを指の動きに合わせて全方向に移動できるようになった。ほぼ同じ実装を Textwell が先にしていた。 (追記: 2019-10-08) iOS 13 ではテキストビューのジェスチャがまた変更され Textwell に更に近づいた。すなわち、テキストビューの上で1本指で直接カーソルを自由な場所へ移動できるようになった。これにより Textwell のフリーカーソルとほぼ同等のことが標準のジェスチャでできるようになったので、Textwell の時期バージョンでは独自のフリーカーソル実装を捨てることになるだろう。 JavaScript でマクロ OS X […]

Textwell のスクリプトでURLエンコードする意味と方法

この記事は、ノンプログラマー向けに、URLエンコードとは何かを簡単に説明するものです。 Textwell のアクションでは、T( ‘urlScheme’ ) というコマンドを使って、Safari を呼び出したり、他のアプリを呼び出したりできます。 例えば、Apple のホームページを開きたければ、アクションのソースとして以下のようにスクリプトを書きます。 T( ‘urlScheme’, { url: ‘http://www.apple.com’ } ); “url:” という記述の後ろに、Apple ホームページのURLがクォーテーションで囲んで書かれているのがわかると思います。このURLの部分を変えれば、他のホームページやアプリケーションを呼び出せるようになります。スクリプトでは、任意の文字列(この場合はURL)はクォーテーションで囲まなければいけません。 T( ‘urlScheme’, { url: ‘http://www.google.com’ } ); このようにすれば、Google のページが開きます。 次に、Textwell のアクションから Google で何かのキーワードを検索させるにはどうしたらよいでしょうか。 Google のページでは、キーワード入力欄にキーワードを入れると検索が実行されて検索結果ページが表示されますが、ページ上でキーワードを入れなくても、URLの後ろにキーワードをつけたしてそれをブラウザで開くことで直接検索結果ページを開くことができます。 例えば、”Apple” というキーワードを検索した結果ページを開きたければ、ブラウザのURLに次のように打ち込みます。 http://www.google.com/search?q=Apple “http://www.google.com/” という Google の URL の後ろに “search?q=” という決まった呪文をつけて、その後ろにキーワードを書けば良いのです。 この URL を Textwell のアクションにしてみます。 T( ‘urlScheme’, { url: ‘http://www.google.com/search?q=Apple’ […]